ライティング力を伸ばすにはとにもかくにも書かなければいけません。
リスニング力を伸ばしたいならたくさん聴く、会話力を高めたいのならたくさん話す……
中国語学習の基本中の基本です。
そこで、以下に日頃から中国語を書く習慣を身につける方法について考えてみたいと思います。
1.日記
中国語で日記をつけます。古来から広く行われている方法です。
実践に当たっては作文力の向上にしたがってより深い内容の文を書くようにしてください。
いつまでも小学生のような日記を書くのではなく、身近な出来事、あるいはニュースなどに対する自分の意見を書くようにすると、表現力は格段に上昇していきます。
2.文通相手を作る
こちらも古来から広く行われている学習法です。
文通の利点は個人で帰結してしまわないところにあります。自然と書かなければいけない状況に身を置けるということです。
日記だとあくまで個人の範囲に止まるので、たとえ書こうが書くまいが何ともなりませんが、文通の場合はそうはいきません。あなたの返事を心待ちにしている人がいるんです。
「日記は続かない」という人には文通をおすすめします。
インターネットが発達した現在は文通相手を見つけやすくなっているのもうれしいところです。
3.手帳・メモを中国語でつける
普段私たちは生活のなかでちょっとしたメモなどを頻繁に書いています。これを中国語に切り替えるだけでもかなりの量になるのです。
しかも日記等とは異なり、生活の一部として不可欠なものでありますので、比較的挫折しにくい方法と思われます。
はじめは適当な単語が出てこずイライラすることもあるかもしれませんが、慣れてしまえば楽なものです。
中国語を使っている、という実感も得ることができる、うれしい学習法です。