副詞

主に動詞・形容詞の前にあって,状態・程度・時間・場所などを表す修飾的な成分である「状語」(連用修飾語)をつくり,被修飾語の内容を詳しく説明する。副詞を修飾することはあるが,名詞を修飾することは少ない。

副詞の位置

副詞は修飾する被修飾語の前に置く。多くの場合,主語の後、述語となる動詞・形容詞の前となる。※中検4/3級レベル

主語副詞被修飾語和訳
来。彼は来ない。
他们来。彼らはみな来る。
吃饭。私もご飯を食べる。
温柔。彼女はとてもやさしい。
喜欢哪本书?
あなたはどの本がいちばん好きですか。
nǐ zuì xǐhuān nǎ běn shū?
已经做完作业了。
彼はもう宿題をやり終えた。
tā yǐjīng zuò wán zuòyè le.

文頭への前置

一部の副詞は文頭に置き,文全体を修飾することができる。

副詞主語述語和訳
大概到家了吧。たぶん彼女は家についたであろう。
怪不得那么胖。道理で彼はあんなに太っているわけだ。

程度補語用法

少数の程度副詞は程度補語となり,動詞・形容詞の後に置く。

主語動詞・形容詞副詞和訳
这个菜的味道极了。この料理の味は最高だ。
这事好办得很。それはお安いご用です。

単独で用いる

副詞は通常単独で使われることはないが,ごく一部の肯定・否定・推量を表す副詞は,会話の中で質問に対する返答や相づちとして単独で使われることがある。

質問返答和訳
你知道吗?。我不知道。知ってますか?-いいえ。知りません。
你吃饭了吗?没有食事はしましたか?-まだです。
她今天可能不来了。可能彼女今日来ないだろうね。-たぶんね。
到时候你一定得来啊。一定その時になったら必ず来てくださいね-必ず。
他也许已经到北京了。也许彼はもう北京に着いたかもしれないね。-そうかもね。

副詞の分類

以下は副詞を大まかに分類したものである。一つの語が複数の語義を持つ場合があるので,一つの語で複数のカテゴリに分類されているものもある。

時間副詞刚、刚刚、已、已经、曾、曾经、正在、立刻、马上、顿时、将、将要、就、就要、起初、老是、原先、一时、一向、一直、向来、从来、好久、永远、随时、总是、忽然、突然、在、都、正、才
範囲副詞都、全、就、只、仅、仅仅、惟独、单、光、总、净、一共、一起、一同、一齐、一概、一块儿、一律、一味、一道、共、总共、单单、统统、独
程度副詞很、最、极、挺、太、非常、十分、特别、相当、极其、格外、分外、更、更加、多、多么、越、越发、越加、有点儿、可、怪、稍、稍微、略、略微、微微、几乎、过于、尤其、过分、极为、比较、较、愈加
反復頻度副詞又、再、还、也、再三、屡次、常、常常、经常、时常、往往、不断、反复、来回、时时、偶尔、终于、渐渐、早晚、始终、永、赶紧、仍然、还是、依然、重新
肯定否定副詞不、没、未、别、一定、必定、必然、未必、不必、无须、休、勿、莫
語気副詞才、可、却、倒、就、偏、偏偏、一定、幸亏、好在、难道、居然、竟然、究竟、到底、简直、反正、也许、大约、几乎、差点儿、尽量、果然、果真、感情、明明、千万、万万、何尝、索性、终于、毕竟、的确、难怪、幸而、反倒、何必、恰恰、未免、不妨、只好、岂
様態副詞忽然、公然、仍然、依然、猛然、毅然、悄然、互相、渐渐、逐渐、逐步、特地、百般、亲自、大肆、肆意、特意、连忙、赶紧、悄悄、暗暗、大力、稳步、阔步、单独、一直、干脆、匆匆、赶快
接続副詞就、才、都、也、还、便
疑問副詞
その他の副詞差点儿、好容易、进一步

付録

以下は副詞についてまとめた“口诀”。

 副词修饰动与形,范围程度与时间。肯否估计与情态,语气频率用法全。稍微没有全都偏,简直仅仅只永远,已经曾经就竟然,将要立刻刚偶然,渐渐终于决忽然,难道连续又再三,也许必须很非常,最太十分更马上,越极总挺常常再,屡次一定也不还。时名副名看加在,名前可加副不来。前很后名都不行,单独回答更不能。