接続詞“要不是”は「もし…でなかったら」の意で,現実の事態の反対を仮定する。
語法
前節の主語の前に用いる。
- 要不是他帮忙,我一个人还真没有办法。
- 彼が手助けしてくれなかったら,わたしひとりでは本当にどうにもならなかった。
- Yàobùshì tā bāngmáng, wǒ yī ge rén hái zhēn méiyǒu bànfǎ.
- 要不是手头紧张,我早就买了。
- 手元不如意でなければ,わたしはとっくに買っていた。
- Yàobùshì shǒutóu jǐnzhāng, wǒ zǎo jiù mǎi le.
呼応
後節に副詞“就”“还”など置いて呼応させて用いることも多い。
呼応語 | 例文 |
---|---|
就 |
|
还 |
|
仮定複文の否定形との比較
前節を否定形にした仮定複文に似ているが,同一ではない。“要是…不…”を例にとり比較すると,“要不是”は既に発生した事態について言うが,“要是…不…”は単に仮定を表す。
呼応語 | 例文 |
---|---|
要不是 |
|
要是…不… |
|