『天下无贼』[邦題:イノセントワールド -天下無賊-]
本作『天下无贼』(邦題:イノセントワールド -天下無賊-)は、『非誠勿擾』の馮小剛による作品で上映されるや否や瞬く間にセリフが流行語となった人気作。
主人公は中華圏のトップスター劉徳華(アンディ・ラウ)、ヒロインは台湾の人気歌手劉若英(レネ・リウ)、そしてこれまで配信してきた『非誠勿擾』で主人公を演じた葛優が、主人公たちと対立する賊グループのボスを演じる。
セリフ面から言えば、『非誠勿擾』は対話に妙があったが、『天下无賊』はフレーズに妙があると言える。セリフが流行語として一世を風靡したのは、このためかもしれない。
特に葛優が演じる賊のボスの言葉は味があるものが多い。日常会話ではそのまま使えないものも多いが、上級者はその語感を掴んでおくと良いだろう。
『天下无贼』11
『天下无贼』その11:ボスが盗賊団の長としての苦衷をお気に入りの女盗賊小叶に述べる。
『天下无贼』12
『天下无贼』その12:黎叔が着替をする小叶の匂いを嗅ぎ回る。
『天下无贼』13
『天下无贼』その13:バカ正直な傻根を守ろうとする王丽とそれを苦々しく思っている王薄が、傻根の金をめぐって口論をはじめる。
『天下无贼』14
『天下无贼』その14:王薄が盗賊団から盗み返した傻根の金を、王丽がマジックの名を借りて、傻根に気づかれることなく傻根に返す。
『天下无贼』15
『天下无贼』その15:どちらが先にグラスを手にするか腕比べをする王薄と小叶。そして少し離れた場所で黎叔がこの勝負を観戦する。
『天下无贼』16
『天下无贼』その16:王薄が盗賊団と高架橋の上を走る列車の屋上で格闘を繰り広げる。王薄が列車から転げ落ちたところで、部下と王薄の格闘を見ていた黎叔が手を差し伸べる。
『天下无贼』17
『天下无贼』その17:列車の屋上から屋内へ戻った王薄と黎叔。その場を去ろうとする王薄に黎叔がカネと王薄を賭ける勝負を申し込む。
『天下无贼』18
『天下无贼』その18:王薄に敗れた四眼に黎叔が制裁を加える。
『天下无贼』19
『天下无贼』その19:盗賊団のボスとの勝負に自身を賭けた王薄が勝負の前に王丽と会話を交わす。
『天下无贼』20
『天下无贼』その20:カネが事前に紙銭にすり替えられていたことを王薄の仕業だと勘違いした黎叔が王薄を譴責し、警告を与える。