世界標準の中国語学習プログラム。
講座の特徴(運営元より)
- 母国語のように自然に、直感的に、反射的に、外国語を話す。
- 自信がついて、もっと話したくなる。
- 誰にでもできる。継続できる。トレーニングのプロセスにもこだわりました。
- 簡単が一番難しい。シンプルを極めてハイレベルを目指す。
- 安心の6ヶ月返品保証と万全のサポート体制
解説
世界標準の中国語学習プログラム。
ここに注目!①……「アウトプット主導」
とにかくしゃべらせることに重点が置かれている。アウトプット型のメソッドは管理が難しいが、学習効果は非常に高い。コンピュータプログラムで進捗度を管理することで、独習によるアウトプットメソッドを実現している。
ここに注目!②……「留学環境を再現」
日本語なし、中国語のみで学習を進めるシステムで、擬似的に中国留学しているような環境を作り出している。これも学習者をして中国語をしゃべらせるアウトプット主導の理念を体現している。
ここに注目!③……「習得進捗管理」
トレーニングの達成度や苦手とする部分をソフトウェアが記憶し、最適なタイミングで復習が行われる。
ここに注目!④……「パッケージソフト版とインターネット版」
パッケージソフト版とインターネット版が選択できる。一日少しずつ、という場合は期間制限のないパッケージ版を、集中して学習する、という場合は、期間制限付きながら割安なインターネット版を利用するとよい。
総括
かつて「駅前留学」という広告文句でマーケティングしていた英会話スクールがあったが、ロゼッタストーンのシステムをこれに喩えるのならば、「パソコン前留学」と言って良いだろう。
そう、ロゼッタストーンのシステムは留学に近いのだ。留学をイメージできるのならば、ロゼッタストーンのプログラムがどのようなものか、大体想像がつくというものである。
留学の最大の強みはアウトプットの機会が多いことだ。これは、国内での学習ではなかなか実現できないものである。ロゼッタストーンの売りは、この環境をパソコン上で再現することに成功したところにある。
加えて、学習項目の定着率に応じて、学習の進捗と復習の管理も自動的に調節してくれるのは、ソフトウェアベースのプログラムの強みであろう。その意味では、個人教授を受けているようなものであり、下手な留学よりも効果的かもしれない。
ただし、留学の欠点もそのまま引き継いでいることも付け加えておく。簡単にまとめるのならば、学習項目によっては日本語を介した方が習得が早いものがあるが、ロゼッタストーンは、とにもかくにもすべて中国語で学習が進行するのだ。
ちなみに語学留学でも同様の問題が発生する。留学生たちは、日本から持ち込んだ参考書を参照するなどして、この不足を各自補っているのだが。
もっとも、ロゼッタストーンによる学習は国内で進行するので、中国留学のケースよりも容易にこの不足を補うことができることも合わせて付け加えておく。
もう一点、気になるのが、多言語共通のプラットフォームを採用しているところである。それぞれの言語はそれぞれの特徴があり、同じく学習者の母語とその学習言語の関係も言語が異なることで変わってくるのだが、その点については一切無視している。
いわば、日本人のための中国語学習プログラムではなく、万国人のための万国語学習プログラムであるわけだ。これも、ある意味で国籍不特定多数の外国人に中国語を教授する、中国留学における中国語教育に似ている。
もっとも、これら欠点を差し引いても、アウトプットが主軸となっているロゼッタストーンの魅力は尽きない。特に入門修了後であるのならば、日本語を介さないことによってもたらされるマイナスの影響は小さくなるので、初級レベルから始める、という選択肢は現実味を帯びてくる。要は使いよう、というところだろうか。
中国語通信講座申込及び購入のヒントを以下のページにまとめている。ロゼッタストーン中国語についても解説しているので参照されたい。運営元へのリンクについても次のページにて掲載している。
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